ありのままの自分でいたい…どうすればいい？自分を見つめ直す方法

好きになればなるほど、自分らしさを見失ってしまう…

本当は甘えたいのに、迷惑かもしれないと我慢してしまう。家事は苦手だけれど「家庭的な女の子が好き」という彼にふさわしい彼女でいたくて頑張ってしまう。彼に好かれたい、彼に愛されたいと思えば思うほど、自分らしさがすり切れて、ありのままの自分がわからなくなっていく。

好きな人に嫌われたくない一心から、相手の言動に振り回されて、ありのままの自分を見失ってしまう人も多いでしょう。「そのままの私では相手のお眼鏡にはかなわない、もっと素敵にならなければ」と自分に発破をかけてしまうことも。

自分を偽って頑張り続けて、相手に好かれる女の子になれたとしても、ふと「ありのままの自分って何だっけ？」と我に返ると、むなしさが心に浮かぶのです。

ありのままの自分でいたいのに…

好きな人好みのメイクやファッションを取り入れる。いつも笑顔で相手の都合に合わせる。

本来の自分を押し殺してでも彼に愛されたくて、毎日懸命に生きている女性はとても多いはずです。それだけ相手が大切で、人生を共に生きたいと考えているからでしょう。

しかし本音は「本当は頑張らなくても大切にされたい。ありのままの自分を愛してくれる人と恋愛したい」かもしれません。

好きなものを大切にして自分らしく生きている私に、愛のまなざしを向けてほしい。相手のペースに合わせるのではなく、自分のペースも大切にしたい。

ありのままの自分で思いきり恋愛を楽しみたいと願う人は多いはずです。ただ、その方法がわからなくて、本来の自分を封印してしまうのでしょう。

恋愛していても、ありのままの自分でいる方法

恋愛になると途端にありのままの自分を見失い、好きな人に合わせてしまいがちですよね。自分らしく過ごしていると、相手にあきれられてしまう、嫌われてしまうと恐れている人もいるでしょう。

しかし、自分らしさを抑え込んで続ける恋愛は、どこかでほころびが生まれるもの。長く関係を続けるためには、相手もあなたも自分らしく過ごすことが大切です。

ここからは、ありのままの自分で愛される恋愛を楽しむための方法を紹介します。

自分の価値観・信念を書き留めておく

心に余裕があるときに、自分が大切にしている価値観や信念をノートに書き留めておきましょう。

ありのままの自分で生きている人は、自分の価値観や信念をしっかり意識しています。行動の指針が明確なので、彼に振り回されることなく、自分らしさを見失わないのです。

誰しも、自分なりの仕事、お金、恋愛などの価値観があるはず。好きな人に合わせすぎて苦しくなったとき、「私の大切にしたいものはこれだった」と思い出せるようにしてくださいね。

好きな人に「私はこう」と性格を伝えておく

好きな人には本来の自分の性格をあらかじめ伝えておきましょう。

人に好かれたいと考えると、つい背伸びして自分をよく見せたくなってしまうもの。しかし長く一緒にいられる関係を築きたいのなら、最初からありのままの自分を知ってもらう方がお互いのためになります。

付き合う前と付き合ってからの印象ががらりと変わると、相手も戸惑うでしょう。自分も相手も大切にするために、元々の自分の性格を伝えておいてくださいね。

相手に嫌われることを恐れない

相手に嫌われることを恐れないことも、ありのままの自分で恋愛するために必要なことです。

自分を押し殺してしまう人は、そのままの自分では好きな人に嫌われると恐れている可能性があります。

好きな人に自分らしい姿を見せて嫌われたとしても、あなた自身の価値が傷つけられたわけではありません。「ただ彼と自分が合っていなかっただけ」と割り切りましょう。

世界には、そのままのあなたを好きになってくれる人が必ずいるはずです。好きな人への想いに折り合いをつけて、次の恋に進むことをおすすめします。

自分の生活習慣を崩さない

自分の生活習慣を崩さない意識も忘れないようにしましょう。

生活習慣が崩れてしまうと、心身にゆとりがなくなり、自分らしさを見失う可能性が高まります。自分の心身に無理をさせる生活習慣を継続するのは難しく、どこかで体調不良になるおそれがあります。

あなたらしく過ごすためには、自分のペースを守ることが大切です。起床時間、食事のタイミング、仕事など自分らしいライフスタイルを維持できるよう工夫してくださいね。

相手の予定に流されすぎない

好きな人からの「今から会えない？」という急なお誘いに戸惑ったことがある人も多いのでは。しかし、相手の予定に流されすぎないように意識しましょう。

「相手のお誘いを断ってしまうと、関係が悪化してしまうのではないか」とおそれ、無理して都合を合わせようとしてしまうかもしれません。

しかし相手の予定に流されすぎると、大切にしたいものを見失ってしまいます。また、相手の予定に合わせ続けることで、相手から都合のよい関係だと思われてしまうかもしれません。

心から恋愛を楽しむためには、自分の生活を中心に考えてくださいね。

もう、相手に流されない！自分を見つめ直す3つの方法

今までは生活習慣を崩してでも、好きな人のペースに合わせていたり、ありのままの自分ではなく、相手に好かれる自分を演じていたりしていたはず。

この記事を読んでいるあなたは、相手に合わせることに疲れてしまって、そのままで愛されたいと考えているのではないでしょうか。

ありのままの自分で恋愛するには、今までのやり方から軌道修正が必要です。

これから紹介する方法で、自分を見つめ直してくださいね。

好きな人と少し距離を置く

勇気がいることかもしれませんが、好きな人と少し距離を置く期間を作りましょう。

ありのままの自分がわからないときは、冷静さを失っていることが多いものです。相手と距離を置き、自分を冷静に見つめ直す時間に使いましょう。自分の価値観や信念を再度見つめる時間を取るのもおすすめです。

好きな人と距離が近い状態だと、相手の言動に振り回されてしまいます。会いたい・連絡したい気持ちをぐっとこらえて、自分に集中しましょう。

友達に相談して、冷静な意見をもらう

好きな人に流されていると感じたら、友達に相談して冷静な意見をもらいましょう。

相手に流されているときは、自分の状況を客観的に見れていません。あなたのことをよく知っている友達に客観視してもらい、アドバイスをもらってください。

ときには耳が痛い意見をもらうこともあるでしょう。しかし、友達があなたを大切に思っているからこそ、自分を見失わないでほしいと伝えてくれているのです。

ありのままのあなたが素敵だと知っている友達だからこそ、わかることもありますよ。

流される前の自分の生活を一つずつ取り戻す

好きな人のペースに流される前に過ごしていた生活を、1つずつ取り戻していきましょう。

相手に流されるときは、相手以外のものがどうでもよくなっているかもしれません。そしてふと我に返り「私は何が好きだったっけ？」「今までどうやって過ごしていたっけ？」とわからなくなりがち。

ありのままの自分を思い出すヒントは、相手に出会う前の生活に隠れていることが多いものです。

熱中していた趣味、よく会っていた友達、足しげく通っていたお店などをたどり、自分を偽らずに過ごしていたときを思い出してください。

恋をしても、ありのままの自分でいたいから

好きな人ができても、自分らしく過ごしたい。そのままの私を愛し、愛される関係を築きたい。無理せず、自分の気質や生活を大切にしたい。

恋愛は人生の大切なファクターではありますが、自分を押し殺して続けるのはつらいもの。自分らしくいられないパートナーシップは、お互いに苦しさを感じてしまう可能性が高いのです。

「好きな人を大切にしたい」と願うなら、まずはありのままの自分を取り戻し、自分のペースで過ごすことを心がけましょう。相手に流されすぎず、自分の価値観や生活習慣を守り、軸を持って生きることで、お互いが心地よい関係を築けます。

この記事を参考に、自分らしさを目一杯発揮できる素敵な恋愛をしてくださいね。